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広隆寺の弥勒菩薩半跏像 [一人ごと]

『魅惑の仏像 弥勒菩薩』
を読みました。

今回も安佐南区図書館で借りてきました。。。

P1050014.JPG


広隆寺の弥勒菩薩半跏像には
ずっと、憧れを抱いていまして・・・・

それでも、中々、お目にかかれずに、

3年の前の春、

やっと、お会いすることができました。[ハートたち(複数ハート)]

IMG_0214.JPG

像は、思いのほか大きく[目]

ミケランジェロのダビデ像を見たときと同じくらい
その大きさに違和感を覚えた記憶がありますけど

人(私)の感覚・記憶って、あてになりませんね。

実際には
像高は123.3センチメートル(左足含む)とのことです。


弥勒菩薩さまは

お釈迦さまとの約束で、

お釈迦さまが亡くなって
五十六億七千万年後、

兜卒天で修行を終え

この娑婆世界に下生(出現)し
成道(悟りを開くこと)して、
弥勒仏となられ

お釈迦さまに代わって、
一切の衆生を救い、

この娑婆世界を
永遠の仏楽国土にしてくれる[ぴかぴか(新しい)]

そうです。

つまり、お釈迦さまの、次の仏ということですね。

ちなみに
弥勒菩薩さまの
生前の名前は、マイトレーヤ(慈氏)
バラモン種族とのことです。

五十六億七千万年後って、
地球が太陽に巻き込まれて
消滅する時期に近いらしいのですが、[がく~(落胆した顔)]

五十六億七千万年、 待たなくても
弥勒菩薩さまは
私たちの願いに応じて、
いつでも、どこでも救いに来てくださるとのことです。[グッド(上向き矢印)]

この本の著者の一人
西村公朝さんが言われるには、

それが、弥勒菩薩さまの本心であり
お釈迦さまとの約束にもなっている。

つまり弥勒菩薩さまは、
仏教信者にとって、
五十六億七千万年の間の
災害保険のような仏だと思えばよい。

ただし、その保険に入れる資格は仏教信者にかぎる。

保険の掛け金は、「南無弥勒仏」といって合掌するだけでよい。

とのことです。

我が家は
浄土真宗なので
いざというときには
「南無弥勒仏」と
合掌させていただきます。[わーい(嬉しい顔)]


ところで、
中国では、
七福神で知られる布袋さんは
弥勒の化身とされ、
下生した弥勒菩薩として
仏堂の正面に
太鼓腹で祀られているとのこと。

Maitreya-01.jpg

う~~ん
イメージが壊れるんですけど。。。。[たらーっ(汗)]



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